寝台特急 富士 の旅 ('02年10月1〜2日)
 
 
 

九州出張の帰り。

行きと同様「飛行機ですぐに帰って来い」との
上司の言葉にもかかわらず
「富士」に乗りました☆
(上司はしばらく口をきいてくれなかった(汗))

ブルートレイン「富士」
'09年3月14日のダイヤ改正をもって
「はやぶさ」と共に姿を消し、
東京と九州を結ぶ
東京発着の客車寝台「ブルトレ」の歴史に
幕を下ろすことになりました。

ここで当時の記憶を思い起こし
レポートにする事で
ブルトレの思い出を懐かしみたいと思います。


画像をクリックすると拡大画像が出てきます。
宮崎駅

九州での仕事を終えて
783系特急「にちりん」で大分へ向かいます。
大分駅に到着。

ホームには885系
特急「白いソニック」がやってきました。
なんと車掌さんが運転室に入れて下さり、
運転席の写真を撮る事ができました♪
そして
いよいよ寝台特急「富士が入線。
増結用の車両がやってきました。
連結☆
当時(7年前の2002年)は
ロビーカー」というラウンジ車両が連結されていました。

車内の写真を撮っていなかったのが
今となっては悔やまれます・・・・・。
(機関車の写真も・・・無い(涙))
乗車したのは「B個室寝台(Bソロ)」のオハネ15-2001でした。

当時はキレイな車体に見えましたが、
先日の廃止直前のボロボロの車体を見た時には
その痛み方のスゴさにとても驚きました・・・(泣)
車内はこんな感じ。
上段」の部屋になります。

B開放寝台と同じ値段で
個室(少々狭いですが)が利用できるので
とってもリーズナブル☆

これ以降、
私は「Bソロ」を優先的に利用するようになりました。

車内の設備から
昭和の香りがプンプンします(笑)

このなんとなく懐かしい雰囲気が
たまらず好きなのです〜。

狭い室内の中で、
快適な旅が出来るように
いろんな工夫が随所に施されています。

例えば
折りたたみ式のテーブルとか。

細かなデッドスペースも
有効利用して荷物置き場に活用しています。

その後、大分を出発し
列車は九州を離れ本州の下関に上陸しました。


下関では
機関車の交換作業が行われます。

EF81型の411号機から
EF66型の47号機にバトンタッチ!
下関駅にて
国鉄時代のオリジナル塗装色の415系を見つけました♪

下関を出ると
私SGIは眠りにつきました。。。。。


翌朝。

目が覚め、車窓を眺めると
そこには立派な富士山が。

「富士」から見る富士山にしばし感動〜☆
さて、楽しかった旅ももうすぐおしまいです。

駅に近づいてくると、
それまで静かだったBソロの通路にも
お客さんがチラホラと出てきます。
熱海駅に到着。

東京まであと少し。
無事に走りきってくださいね、と
走り去る寝台特急「富士を見送りました。

寝台で横になり
「カタタン、カタタン」というジョイント音を聞く。
贅沢この上ない旅情溢れるブルートレイン。

廃止になるのが勿体無い・・・(涙)

今となってはもう二度と味わう事のできない
貴重な思い出となりました。

この思い出は一生忘れられないものになるでしょう。

ありがとう。「富士」


 

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