近江鉄道
('07年11月29日
)
近江鉄道は
滋賀県琵琶湖の東側を走る
本線47.7km、多賀線2.5km、八日市線9.3kmの
県内最古の私鉄
です。
地元から「
ガチャコン電車
」という愛称で親しまれ
近畿日本鉄道が設立される前までは
「
近鉄
」と呼ばれていました。
戦後より西武鉄道グループの一員となり
西武より譲り受けた電車が
今も主力車両として活躍を続けています。
今回は貴生川へ行く手段として
近江鉄道を利用し、
その後、沿線を散策いたしました。
その様子をレポートいたします。
画像をクリックすると拡大画像が出てきます。
実は前日は「
岳南鉄道
」を訪問していました。
今回はイキオイで来てしまいました(汗)。
新幹線ひかりに乗って
滋賀県の「
米原駅
」へ。
米原駅の東口。
そのすぐ隣に
近江鉄道
の米原駅があります。
駅舎は簡素なもので
JR米原駅の駅舎改築が完成するまでの
仮のものです。
米原駅で迎えてくれたのは
主力の「
800系
」808編成。
「フジテック」のラッピング車両です。
自動券売機ではなく
窓口で購入した切符は
硬券
♪
鋏(はさみ)を入れて頂き
切符の重みを肌で感じることができます。
米原駅では
乗客が4,5人と非常に少なかったですが、
彦根駅
でかなりの人が乗り、
かと思えば
高宮駅
で一気に降りちゃう。
乗客の変動が激しいなぁ
、と感じました。
電車は「
八日市駅
」に停車。
7,8分くらいの長い停車時間。
ここで路線は2つに別れます。
構内には「
あかね号
」と呼ばれる
700系
がお昼寝中・・・。
ふたたび電車はゆっくりと南下。
ひっそりとした車内。
のどかな田園風景の中を
電車はトコトコと走っていきます。
終点の「
貴生川駅
」に着きました。
ここは
JR草津線
の他、
信楽高原鐵道
との接続駅でもあります。
ここからは折畳み自転車『
八兵衛
』で折り返し、
散策しながら沿線を遡(さかのぼ)っていきます。
近江鉄道に架かる橋は
鮮やかな赤い橋
。
とても印象的です♪
川を渡るシーンが絵になるなぁ、と思い、
地元のおじさんの案内で河原へとやってきました。
(今思えば、よくあんな所まで行ったなぁ・・・と(笑))
しばらくすると
「
220形
」225号車
「おーいお茶」ラッピング車
が
ゆっくりと野洲川を渡っていきました。
動画UP!
(画像をクリックすると動画が出てきます。)
さらに沿線を北上。
線路からちょっと外れたところに
水口城
がありました。
地元の高校生がランニングコースにしていて
ちょっと微笑ましい光景・・・♪
「
水口松尾駅
」を通過。
さらに自転車を転がしていくと
次第に街から遠ざかり、
沿線はススキで覆われていきます。
山並みも紅葉が進み、
天気が良ければ
どんなにステキな光景なんだろうかと(泣)。
(※私SGIは「雨オトコ」☆ この日も天気はグズグズでした)
そこへ西武鉄道のカラーに似た
(近江鉄道は西武鉄道グループに属します。)
近江鉄道一般色の
800系
電車が
ゆっくりと走り去っていきました。
動画UP!
(画像をクリックすると動画が出てきます。)
その後、自転車でひと山越えて・・・ヒイヒイフウ(汗)
「
日野駅
」に到着しました。
・・・結局
10km
近く激走しちゃいました(滝汗)
時は既に
夕刻
。
車内は帰宅途中の中高生でごった返しです。
八日市駅
に戻ってきました。
この電車はここまで。
この駅で乗り継ぎますが、
待っていたのはなんと
あの
700系
(!)
先程までの混雑が嘘のように
700系
の車内は閑散と(苦笑)
転換式クロスシートがうれしい♪
地元住民からは
「
この電車に乗るといいことが起こる♪
」といわれているそうで(笑)
気持ちよく揺られてあっという間に
米原駅
に戻ってきました。
まだ時刻は17時半過ぎでしたが、
もう辺りは真っ暗でひっそりしています。
しばらくして
700系
電車は折り返して発車していきました。
動画UP!
(画像をクリックすると動画が出てきます。)
地元に密着した鉄道だと思いますが、
満員になったり、空気輸送になったりと、
乗客の出入りがとても激しい
のが印象的でした。
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