熊本電気鉄道 ('07年7月21日
 
 
 
熊本電気鉄道(熊本電鉄)は
熊電」と呼ばれる熊本の私鉄で、
地元では『菊地電車』 とも呼ばれます。

熊本市の上熊本・ 藤崎宮前から
合志市の御代志を結ぶ
合わせて13km強の路線を
以前大手私鉄や地下鉄として
活躍していた車両が
今でも大事に使われ続けています。

来年(2008年)3月をもって
LRT化」か「廃線」かで
論議が続いている熊本電鉄を
訪問しました。

その際の様子をレポートします。
画像をクリックすると拡大画像が出てきます。
JR鹿児島本線の上熊本駅を降りて、
出口を出た所に
熊本電鉄「熊電」の上熊本駅があります。

ちょうど
東急の「青ガエル」こと
5000形電車が待っていてくれました。
熊本電鉄の車両基地がある
北熊本駅」に到着しました。

熊本電鉄全線において
9時から15時半の間は
自転車の持ち込みが許されています。
結構便利♪
車両基地には
南海の22000系こと
(3代目)200系が休憩中。

他にも
国鉄の「モハ90形」である
モハ71形が動態保存されています。

しばらく周辺を散策していると
先程の5000系が戻ってまいりました。

同時に反対側の御代志方面からは
東京都交通局6000系が到着。

動画UP!(画像をクリックすると動画が出てきます。)

自転車を引いて6000系に乗り込み、
次駅「黒髪町」で下車。

黒髪町〜藤崎宮前間には
車道と併走する併用軌道区間
ほんの数百メートルですが存在します。

2008年3月に
LRT化するか、廃線になるか?

地元の方々にも
いろんな思惑があるようです。

しばらくすると踏切が鳴り、
先程の6000系がゆっくりと
併用軌道区間を走り抜けていきます。

動画UP!(画像をクリックすると動画が出てきます。)

ここからは自転車で
沿線をぶらりと散策。

・・・意外とアップダウンがあって(汗)

打越〜池田間では
こんなに登ってしまいました。

フラフラになりながら
池田駅になんとか到着〜。

住宅街の真ん中に
ポツンとある駅ですが、
なぜかとってもひっそりとしています。
池田駅のすぐ近くのトンネルの向こうから
警笛と共に電車のやってくる音が。

北熊本〜上熊本間を担当する5000系
トンネルからひょっこり顔を出します。

動画UP!(画像をクリックすると動画が出てきます。)
ベテラン運転士さんの運転する5000系
気持ち良く揺られながら
上熊本を目指します。
上熊本に戻ってきました。

時間が限られていたので、
ここで熊本電鉄を後にしました。

LRT化か廃線か。
議論するに与えられた時間は2008年3月まで。

あまりに時間が足りないと思いますが、
地元の方々に親しまれる鉄道として
いつまでも使われ続けて欲しい、と願っています。

どちらにせよ、
今のこの懐かしさあふれる光景は
あとわずか
・・・ということ。
鉄道ファンとしてはちょっぴり残念です。


 

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