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一畑電車の前身、一畑電気鉄道の
北松江線の全通に合わせて
デハニ52が1928年(昭和3年)にデビュー。
翌年1929年には大社線が開業し
その際にデハニ53が増備された。
日本で最古の「自動ドア」を持たない
営業用電車としても知られ、
車体色をオレンジ色にして識別された。
新型車両の導入に伴い
デハニ52は1994年、53は1999年に
お座敷列車「ふるさと号」に改装され、
ビール列車などの団体運用で活躍した。
その後、保線作業などでも活躍したが
時代の経過によるパーツ不足が深刻になり
2009年2月のさよなら運転をもって
運行を終了した。 |