梅小路蒸気機関車館 ('06年3月14日
 
 
 

久しぶりの京都散策のついでに、
SL「ハチロク」の煙に誘われるように
梅小路蒸気機関車館(USLM)へ
足を運びました。
なんと20年ぶり(!)

懐かしい「USLM」での
驚きの出来事などをレポートします。

その時の詳しい模様は
SGI_sのブログ
クロネコと空を見上げて・・・。」にて
間借りして掲載されています。

そのブログの記事へGo!

画像をクリックすると拡大画像が出てきます。
約20年ぶりの
梅小路蒸気機関車館
懐かしく、またワクワクします。
正面に置いてあるSLの『動輪』
昔はもっと大きかった記憶があります。
梅小路の扇形車庫は1914(大正3)年に建設。
その中央にある転車台と共に
「重要文化財」に指定されています。

そのスケール感はスゴイものがあります。

私SGIを誘った煙の主は「8630」。
「8620形」で『ハチロク』と呼ばれ親しまれたSL。

SLスチーム号」として
構内の1キロ区間を1日3回走っています。

「シュッシュッ」と出す蒸気が
広く青い空に向かって
勢いよく放たれます。

SLの生命感を感じます。

いよいよ発車!

汽笛を鳴らし、
ゆっくりと後退して走り去っていきます。

動画UP!
(画像をクリックすると動画が出てきます。)

周りに目をやると、
C62 1」が
旧型客車2両と共に留まっていました。

その姿は
まさに「銀河鉄道999」!

転車台の傍には「C62 2」が。

御存知のように「C62」は日本最大のSLです。
その佇まいには
堂々とした風格が感じられます。

足回りの豪快かつ繊細な造り、
そして
除煙板に輝く「スワローエンジェル」が
「C62 2」の誇りです。

そうしている内に 「SLスチーム号」が帰ってきました。
トロッコを切り離し、
「8630」は転車台に乗り、クルクルと回転していきます。
機関士さん、ちょっと悪ノリ(笑)

動画UP!
(画像をクリックすると動画が出てきます。)



さて扇形車庫内に目をやると・・・ん?
こ、これは!?

なんと『C57 1』!「SLやまぐち号」ではありませんか!


貴婦人「C57 1」を
こんな所で
こんな姿でお目にかかれるとは・・・。

どうやら「レストア中」の様です。
ボイラーの中の仕組みがよくわかります。

「動輪」は一旦外され、
黄金色に輝いていました。

それにしても大きく、キレイでした。

更に車庫の端には
取り外されたパーツが置かれていました。
その数の多いこと多いこと・・・。

SLがいかに繊細で緻密なものなのか、
とても説得力のある光景でした。

キャブの周りを作業している光景を
カメラ取材をされているクルーが
真剣に見つめていました。

どこの取材なのでしょう・・・?

いやぁ、とっても貴重な光景を見ることができました♪



さて、扇形車庫を見てまわりましょう。

有名な「D51(デゴイチ)」の1号機。
煙突から後ろのドームまで繋がっている
いわゆる 「なめくじ型」です。

こちらは「C58 1」。
お召し列車を牽引した誇りが
しっかりと刻まれています。

梅小路蒸気機関車館には
他にもこれらのSLが保存・展示されていました。
9633
B20 10
C11 64
C51 239
C53 45
C55 1
C59 164
C61 2
D50 140
D51 200
D52 468

梅小路蒸気機関車館では
外から眺めるだけでなく、
運転台の中に入れるSLもあります。

実際にレバーを触って動かしてみる・・・。
機関士さんの戦いの跡がそこにあります。

SLがいっぱいの光景・・・。

このダイナミックな風景は
昔は普通の日常だったんですよね。

転車台では
先程一仕事した「8630」が。

石炭の補充を済ませ、
どうやらおうちへ帰るようです。



梅小路蒸気機関車館の館内に入ってみましょう。

SLのナンバープレートや
お召し列車の証
鳳凰』のエンブレムなどが
展示されています。

鉄道模型「Nゲージ」のジオラマもありました。

この期間は「D52」の写真展が。

他にもSLの映像が楽しめる
シアターもありました。

久しぶりの梅小路蒸気機関車館でしたが、
「やっぱり『SL』はイイネ!」と再確認できました。
とても楽しかったです♪



 

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